アロマテラピー
アロマやハーブの資格を取得
健康や交流に活かす
NTT労働組合 北関東信越総支部 群馬分会 金井 和男さん
トリートメントオイル、アロマ石けん、バスソルト、ローション、ルームスプレー、ハンドクリームなど、さまざまなアロマグッズを手作りしている。
古代から薬草として用いられてきたハーブ。そして、植物から抽出した香りの成分である精油を健康や美容に役立てるアロマテラピー。いずれも人が本来持っている自然治癒力を高める自然療法として知られる。金井和男さんは、人に教えることのできる「ハーバルセラピスト」「アロマテラピーインストラクター」の資格を持つ。
「アロマやハーブに興味を持ったきっかけは、10年ほど前に母親が体調を崩して薬に依存するようになったことです。そこで、その予防法として植物(芳香)療法に興味を持ち、勉強するようになりました」。
学び始めると、その奥深さにはまり、講座に通い、人体の仕組みについても知識を深め、プロが取るレベルの資格を取得した。
「残念ながら母親にアロマやハーブを役立てることはできませんでしたが、普段、アロマグッズを手作りして自分の健康に役立てたり、職場の同僚や友人などにプレゼントしたりしています」。
アロマやハーブは人によって感じ方や効き方が異なるため、その人に適したものを選び、香りの効能などの知識も添えてプレゼントするそうだ。
「作った物をプレゼントすると、意外性があるのか驚かれます。その反応が楽しいですし、喜んでもらえるとうれしいですね」。 退職したら、高齢者施設の利用者にアロマを使ったハンドトリートメントを施すなど、身につけたスキルを地域・社会貢献に役立てたいと考えている。
(2021年1月掲載)